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最終更新日:2019年6月21日(金)


食中毒予防:ビブリオ・バルニフィカス


 

 予防の知識 > ビブリオ・バルニフィカス

情報掲載日 2001年5月10日
2006年6月7日更新
ビブリオ・バルニフィカス(Viblio vulnificus)
<菌の特徴>
 腸炎ビブリオと同じ仲間に属する菌で、温かい沿岸の海水中に多くいると言われています。
 1980年に命名され、比較的新しく発見された菌です。健康な人は保菌しても、発症しにくいとされていますが、免疫の低下した人は重篤な症状になり、発症時の死亡率はとても高いことが特徴です。

<症状>
(1)軽症だった場合
全身倦怠、悪寒、発熱(まれに嘔吐・下痢)
(2)重症だった場合
敗血症様症状、収縮期血圧の低下(ショック状態)、転移性皮膚病巣、出血紅斑、水疱、潰瘍、壊死、致死率50~70%、死亡は発症後24時間以内。
  • 免疫の低下している人(肝硬変の人等)、貧血の鉄剤服用患者等が重症になることがあります。特徴として感染と血中の鉄分が関係しているらしく、貧血による鉄剤を服用している患者が重症になる例が報告されています。
  • 国内では今までに100例ほど報告があり、近年は熊本県、佐賀県などで死者が出ています。
  • 潜伏期間:7~24時間

<治療>
抗生物質が有効:テトラサイクリン系が最も有効とされています。

<予防方法>
(1)生の魚介類を食べるときに
免疫が低下している場合、貧血で鉄剤を服用している場合は、海産の魚介類の生食を控えた方が良いでしょう。
(2)調理する際の注意
・加熱の方法
 煮る=熱が通ってから5分以上
 蒸す=熱が通ってから9分以上
 焼く=中心温度70℃1分以上
・二次汚染防止:
海生の魚介類の調理の際に他の食品などに、この菌が移らないように気を付けましょう。
●その他の注意事項
皮膚の傷から感染する場合があります。
岩場の海岸で裸足で行動したり、釣り針が刺さるなどの傷口から感染例があるので注意しましょう。

→岩場でのサンダル使用、釣り針で怪我をしないようにする等
岩場での怪我に注意しましょう

原因となりやすい食品など:カニ、エビ、貝類、海水、動物性プランクトン、沿岸海底泥土(沖合より沿岸の方がこの菌が多い)
*海水中にある菌のため、海産の魚介類に付着していることがあり、主にそれを生食することが原因となります。海外では生カキ、国内では鮨・刺身等が原因となって多く発生しています


<関連情報へのリンク>
ビブリオ・バルニフィカスに関するQ&A(肝臓疾患、免疫力の低下などを基礎疾患として持つ方や貧血の治療で鉄剤を内服している方へのビブリオ・バルニフィカス感染症に対する注意喚起)(平成18年5月31日:厚生労働省)

<問い合わせ先>
北海道倶知安保健所
   生活衛生課食品保健係
   〒044-0001 虻田郡倶知安町北1条東2丁目 後志合同庁舎内
          TEL 0136-23-1961(直通)

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