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最終更新日:2015年11月26日(木)


レジオネラ症について(岩内保健所)


~ レジオネラ症について ~



●レジオネラ症とは

 レジオネラ症は、レジオネラ属菌が原因で起こる感染症です。症状によりレジオネラ肺炎とポンティアック熱の2つに分かれます。


レジオネラ症
 レジオネラ肺炎は、レジオネラ属菌で汚染された人工環境水(冷却塔水、循環式浴槽水等)のエアロゾル(目で見えないほど細かい水滴)を吸入することにより起こる肺炎です。乳幼児や高齢者、病人等抵抗力が低下している人に発病しやすいとされています。
患者との接触により感染したという報告例はありません。

●レジオネラ属菌とは

 土壌、河川、湖沼などの自然環境に広く存在する土壌細菌です。一般的にその菌数は少ないと考えられています。
 レジオネラ属菌は、循環式浴槽などの人工温水中に存在するアメーバなどの原生動物に寄生し、その細胞内で爆発的に増殖します。アメーバは、ろ材や配管内壁などの生物膜(バイオフィルム)に存在します。
※ 生物膜

アメーバや細菌などが集まり増殖して出来るヌルヌルした膜で、いわゆるヌメリと呼ばれるものです。


●入浴施設におけるレジオネラ症の発生を防止するには

 レジオネラ属菌は、土ぼこりや入浴者の体表を介して浴槽水や循環ろ過装置等に侵入します。浴槽水、循環ろ過装置、配管等の徹底した衛生管理を行い菌の増殖を防ぐことが必要です。

汚染防止の主な対策
 浴槽水は、毎日完全に換水するのが原則です。ただし、連日使用型循環ろ過装置を使用している浴槽では1週間に1回以上換水する。
 浴槽水のろ過装置を1週間に1回以上洗浄し、消毒する。ろ過器の逆洗はこまめに行う。 
 貯湯タンクの湯温は、常に60℃以上に保つようにする。
 集毛器(ヘアーキャッチャー)は、毎日清掃する。
 露天風呂の湯が内湯に流入しないようにする。
 浴槽水を塩素消毒するときは、0.2~0.4mg/Lを1日2時間以上保つことが望ましい。
(温泉は、泉質により効果が期待できないこともあります。)
 身体を洗ってから入浴する。露天風呂では身体を洗わない。
 レジオネラ属菌の水質検査を行う。
(浴槽水の水質基準は、レジオネラ属菌が100ml中10個未満です。)

   水質検査の回数
  ・ろ過器を使用していない浴槽水、毎日完全に換水する浴槽水 ~ 1年に1回以上
  ・連日使用している浴槽水 ~ 1年に2回以上

●レジオネラ属菌検査について

  保健所では、浴槽水等のレジオネラ属菌の依頼検査を受け付けています。

 ◎検査受付
   事前に検査日の予約が必要です。検査は2週間程度かかります。

 ◎検査料金
   検査は有料で1検体につき14
,100円かかります。  

 ◎検査及び予約に関するお問い合わせ先
   岩内保健所生活衛生課主査(環境衛生)
   TEL 0135-62-1537