岩内保健所の概要
1 保健所の役割とその根拠
保健所は、地域住民の健康の保持及びその増進を図るために各種法律に基づいて仕事をしています。
保健所設置の基になる法律は「地域保健法」です。
急激な人口の高齢化と出生率の低下、慢性疾患の増加等の疾患構造の変化、地域住民ニーズの多様化、生活環境への住民意識の高まりなどに対応して、平成6年に保健所法から名称も変更され地域保健法となりました。
この地域保健法に基づき、住民に身近で頻度の高いサービスは市町村で行い広域的・専門的・技術的な業務を保健所が行うことになりました
2 岩内保健所のあゆみ
年月日 | 主なできごと |
昭和19年 9月21日 | 北海道告示第1293号をもって北海道岩内保健所が設置される。 所管区域は、岩内町・島野村・小沢村・前田村・発足村・泊村・神恵内村の1町6村と定められる。 |
昭和19年10月 1日 | 岩内町字清住44番地に所在していた簡易保健健康相談所を移管し業務を開始する。 |
昭和24年12月26日 | 庁舎完成(岩内町字清住44番地) |
昭和30年 3月30日 | 小沢村・前田村・発足村が合併し共和村となった。 島野村は岩内町と合併し、所管区域は1町3村となった。 |
昭和45年 3月20日 | 現庁舎完成(岩内町字清住252番地1) |
昭和46年 4月 1日 | 共和村が町制を施行して共和町となり、所管区域は2町2村となった。 |
昭和63年 9月21日 | 原子力防災計画に基づく岩内保健所除染検査室施設が完成する。 |
平成2年12月14日 | 原子力防災計画に基づく神恵内村除染検査室が完成する。 |
平成10年 4月 1日 | 保健所組織機構改革により、45保健所1支所から26保健所21支所(稚内保健所浜頓別支所)に再編され、課・係名の変更及び係の新設・廃止が行われた。 |
平成13年 4月 1日 | 保健所組織機構改革により26保健所14支所(7支所が廃止)に再編され、課・係名の変更及び係の新設・廃止が行われた。 |
平成16年 4月 1日 | 道の機構改革により倶知安保健所・岩内保健所・後志支庁総務部社会福祉課は、あわせて「後志保健福祉事務所」に改組され、岩内保健所は「後志保健福祉事務所岩内地域保健部」と地域保健法に基づく従来どおりの「岩内保健所」の呼称を併用し二枚看板の組織となる。 |
平成22年 4月 1日 | 道の機構改革により後志支庁が「後志総合振興局」となり、後志保健福祉事務所は改組し環境生活課と同じ保健環境部となりました。 また、岩内地域保健部は「岩内地域保健室」と改称しました。 |
3 岩内保健所管内のあらまし
当所の管内は、2町2村(共和町・岩内町・泊村・神恵内村)から構成された地域です。
当地は、北は積丹半島西側中央部、南はニセコ連峰続く岩内岳に囲まれ、水産業・農業を基幹産業とする町村で構成され、かつては北海道開拓の拠点、ニシン漁の基地として栄えた200年余りの歴史を持つ地域です。
この地域は、「ニセコ積丹小樽海岸国定公園」の一角を担い、札幌圏に隣接しているという恵まれた位置にあり、また、平成8年11月には、神恵内村川白と積丹町神崎を結ぶ国道229号線が開通したことにより、地域住民の生活に大きな利便性が確保されるとともに観光地として脚光を浴びています。
北海道唯一の泊原子力発電所は、平成元年6月に1号機、平成3年4月に2号機、さらに平成21年12月から3号機による営業運転が行われており道内の4割の電力を担っています。
なお、当所は北海道地域防災計画(原子力防災計画編)に基づき、医療班として緊急被ばく医療活動の役割を担っています。
4 機構図
後志総合振興局 | |||||
保健環境部 | |||||
岩内地域保健室 | 室長 | 次長 | 企画総務課長 | 総務係長 | |
主査(地域医療薬務) | |||||
企画主幹兼企画係長 | 主査(健康増進) | ||||
主査(保健推進) | |||||
健康推進課長 | 主査(保健) | ||||
主査(健康支援) | |||||
生活衛生課長 | 主査(環境衛生) | ||||
主査(食品保健) |
このページに関するお問い合わせ
〒045-0022 北海道岩内郡岩内町字清住252番地1
電話番号:0135-62-1537
FAX番号:0135-63-0898
メールアドレス:iwanaiho.somu1@pref.hokkaido.lg.jp
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