たばこと健康
たばこの煙からは4,000種類以上の化学物質が検出され、有害物質は200種類を超えます。
含まれる量と毒性の強さからみて、ニコチン、タール、一酸化炭素が三大有害物質といえます。
また、受動喫煙といって、自分の意志に関係なく、他人のたばこの煙を吸わされることで、たばこの煙は吸っている本人だけではなく、周りの人にも影響を及ぼします。
ニコチン | タール | 一酸化炭素 |
依存症・血管収縮 | 強い発がん物質 |
酸素不足 (息切れ・疲れやすさ、発育不良) |
★北海道倶知安保健所では、たばこに関する次の取組を行っています。
- たばこに関する相談窓口
たばこの害や職場の禁煙・分煙に関する相談を受けています。
- 未成年者の喫煙防止対策
小学校の児童、教職員又は児童の保護者等を対象に喫煙防止講座を行っています。
医療機関名簿を公表しています。
- おいしい空気の施設推進事業」は、令和2年度から
健康づくりを支援する(登録)飲食店を「禁煙」としています。
飲食店、地域の方を対象に、依頼に応じて改正健康増進法及び北海道受動喫煙防止条例等の説明を行います。
★令和2年4月1日に「改正健康増進法」が全面施行になりました。
多数の方が利用する施設(第二種施設)は、「原則屋内禁煙」になり、喫煙可能な場所には、20歳未満の方は立入禁止となります。すでに第一種施設は、令和元年7月1日から「敷地内禁煙」となっています。
◇第一種施設→学校、病院、診療所、行政機関の庁舎等
◇第二種施設→事務所、ホテル、飲食店、旅客運送用事業船舶、鉄道等、第一種施設以外の施設
飲食店(飲食店等営業許可を取得している事業者)では、施設の状況によって、喫煙・分煙を選択できる条件等があります。
また、既存特定飲食提供施設の条件に該当し、喫煙可能な店(室)とする場合は、保健所に届出書の提出をお願いしています。
★「北海道受動喫煙防止ポータルサイト」が開設されました。
★「ほっかいどう健康づくりツイッター」が開設されました。
道民の健康づくりに役立つ情報を発信している北海道庁の公式ツイッターです。