肝炎ウイルス検査をお受けください(岩内保健所)
肝炎ウイルス検査の無料実施について
B型及びC型肝炎の感染者は、全国に220万人から340万人いると推定されており、道内でも10万人以上いるとも言われています。
これらの肝炎ウイルス感染者は、病気が進行して、肝硬変、肝がんなど症状が重くなるまで自覚症状が現れないケースが多くあります。
これは、肝臓の特性である予備能力が高いことが原因とされています。
このことを正しく理解し、全身倦怠(けんたい)感や食欲不振、悪心(おしん)・嘔吐(おうと)などの症状がある場合は、早期に検査を受けることをお勧めします。
道立保健所では、これまでB型及びC型の肝炎ウイルス検査を有料で実施していましたが、感染者を早期発見し、早期治療につなげるため、感染の可能性が疑われる方等を対象として、無料で実施することとしました。
1 検査実施日
岩内保健所では月2回程度実施しています。
詳しくは、電話でお問い合わせください。(岩内保健所健康推進課:0135-62-1537)
そのほかの道立保健所でも受けることができます。
2 無料検査対象者
(1) ・輸血や臓器移植を受けたことがある方
・フィブリノゲン製剤(フィブリノゲン糊としての使用を含む。)を投与された方
・輸入非加熱血液凝固因子製剤を投与された方
(2) 薬物を濫用されていた方
(3) 入れ墨、ボディピアスをしたことがある方
(4) 肝炎ウイルス感染者と性的接触のあった方
(5) 予防接種法に基づく定期の予防接種を集団接種された方
(6) その他感染の可能性が疑われる方
3 検査手順等
《事前》
検査を受ける保健所へ電話により検査の日時等を確認する。
(検査の予約を行います - 日時・場所)
《当日》
(1) 検査の申込、検査の説明とカウンセリングを受ける。
(2) 採血をする。
(3) 結果の説明などを受ける。(採血から1時間程度)
※ 検査結果は、1時間程度でお知らせすることが可能ですが、「C型」(HCV抗体検査)
において、陽性が疑わしい場合などは2次検査を行いますので、さらに2週間程度の
日数が必要となります。
※ B型・C型肝炎に関する情報
リーフレット「B型肝炎・C型肝炎を正しく理解しましょう」 北海道作成
B型肝炎について(一般的なQ&A)について
C型肝炎について(一般的なQ&A)について
<B・C型肝炎ウイルス検査や、肝炎に関する相談・お問い合わせ>
北海道後志総合振興局保健環境部岩内地域保健室
(北海道岩内保健所) 健康推進課 代表電話 0135-62-1537 |