たばこと健康
■喫煙者の健康への影響
たばこの煙にはニコチン、タール、一酸化炭素をはじめ、4,000種以上の化学物質が含まれています。これらの中に含まれる有害物質はたばこを吸うことで血液中に入り、さまざまな悪影響を体に与えています。
■周囲の人に及ぼす健康への影響(受動喫煙)
たばこによる影響は、喫煙者だけではありません。他人のたばこの煙を吸わされる受動喫煙について認識を深め、周囲にいる人たちに様々な健康被害を与えていることをきちんと理解しましょう。
■妊婦への影響
たばこを吸うと、ニコチンや一酸化炭素の悪影響で、血管が収縮し、お腹の赤ちゃんは酸欠状態になってしまいます。それは、早産や低体重児が生まれる可能性を高めます。
■未成年者への影響
たばこは吸い始めた年齢が若いほど、疾病のリスクが高くなってしまいます。例えば、肺ガンで死ぬ確率は、15歳までにたばこを吸い始めると、吸わない人の30倍、26歳頃までに吸い始めた人は7~8倍とも言われています。
☆岩内地域保健室では、たばこに関する次の取り組みを行っています。
■禁煙相談窓口を設置しています
岩内地域保健室では、禁煙を始めたい方や禁煙を続けたい方などからのご相談に応じるため相談窓口を設けています。また、禁煙を希望する方一人ひとりに合った方法を考え、禁煙を続けていけるよう支援しています。禁煙についてご相談されたい方は、まず電話でお問い合わせください。
電話相談窓口:岩内地域保健室企画総務課 電話0135-62-1537
■未成年者の喫煙防止講座を行っています
未成年者の喫煙は、成人に比べて健康への影響が大きく、喫煙を始めてからニコチン依存になるまでの期間も短く、吸い始める前の対策が重要です。
管内の小学校、中学校、高等学校において、クラス単位や学年単位で喫煙防止講座を行っています。
■北海道のきれいな空気の施設推進事業について
健康増進法上、喫煙専用室等を設置できることとされている第二種施設(飲食店・喫茶店を除く)のうち、屋内完全禁煙に積極的に取り組む施設を対象として、ステッカーの交付及び届出による登録とホームページでの紹介を行っています。
■禁煙治療医療機関のご紹介
受診される際は必ず医療機関に確認してください。また、掲載のない医療機関においても、禁煙治療を実施している場合がありますので、詳しくは各医療機関にお問い合わせください。
☆毎年5月31日は「世界禁煙デー」です
☆たばこに関する情報について(関係機関へのリンク)
◇北海道保健福祉部健康安全局地域保健課
・北海道たばこ対策のページ
・北海道受動喫煙防止ポータルサイト
・ほっかいどう健康づくりTwitter
◇厚生労働省
・たばこと健康に関する情報のページ
電話番号:0135-62-1537
FAX番号:0135-63-0898
メールアドレス:iwanaiho.somu1@pref.hokkaido.lg.jp