令和6年6月14日(金)、共和町で中後志地区指導農業士・農業士会の会員、関係機関、普及センターの総勢37名が集まり、研修会が開催されました。
中後志地区指導農業士・農業士会は、平成16年に設立され、京極町、共和町、倶知安町、ニセコ町、蘭越町5市町の指導農業士・農業士(94名)が所属しています。今年度は共和町の役員、関係機関が中心になって開催しました。
研修会は、石田会長の挨拶から始まり、共和町4Hクラブ員が低濃度エタノール土壌還元消毒を実施したメロンのほ場を視察しました。未消毒ハウスと比較すると草勢と果実肥大がよく、参加者から「コストはどのくらいかかるのか?」「そろそろ検討していきたい」との声が聞かれました。
低濃度エタノール土壌還元消毒法実証効果確認
また、畑作物の栽培管理省力化の取組ほ場では、秋まき小麦の凍害対策、ばれいしょの高温障害対策、大豆の作業省力化対策について説明しました。参加者からは「秋まき小麦の起生期鎮圧作業の効果は?」「ばれいしょの早期萌芽のメカニズムは?」等さまざまな質問があり、充実した研修会となりました。
畑作管理等について多くの質問があがる
交流会も開催され、久しぶりに地区の垣根を越えて交流が図られました。
今年度より紙媒体のアグリ通信の発行は中止し、普及センターのHPで活動のお知らせをして参ります。次回は、11月に第2回役員会を開催する予定です。
情報交換が活発に行われる!