10月2日に京極町にて緑肥試験ほ場の収量調査を実施しました。第1係の担当地域である京極町では、キタネグサレセンチュウ対策として、野生種えん麦(アウェナストリゴサ)を作付けしています。そこで、野生種えん麦の新たな品種である「プラテックス(従来品種より出穂が早い)」を作付けして、乾物量やキタネグサレセンチュウ低減効果を確認しています。
また、野生種えん麦のいもち病回避が期待できる、「ネマレット(パールミレット)」の試験栽培も同時に実施しました。「ネマレット」は草丈140cm以上になり、農業者からは「乾物を入れたかったらネマレットは良い」との声が聞かれました。これから各試験ほのセンチュウ密度低減効果を測定し、結果を冬季講習会等で周知する予定です。
根量を測定するために、土を掘っています。
ベテラン普及員による刈り取り作業