7月10日(木)に蘭越町重点地域において、夏期研修会を開催しました。当日は、重点地域農業者、JAようてい蘭越営農センター、蘭越町役場、普及センター職員の15名が出席しました。
1カ所目のほ場では、「水稲の低コスト肥料試験」の生育状況を説明しました。リン酸過剰で加里が基準内の水田での活用を目的にした2年目の新規資材で「リン酸値の高いほ場に使用したい」との声も聞かれました。
2カ所目は「大豆調査ほ場」で、生育状況及び栽培ほ場の砕土率調査の報告をしました。貫入硬度調査では、前年度に子実コーンを栽培したほ場では硬盤層が深くなった成果を報告しました。また、畑作物の今後の栽培管理についても研修しました。
3カ所目のほ場は、水稲の省力化に向けた「新規除草剤のドローン散布試験」で、新たに導入した機体による散布や薬剤効果などを説明しました。
今回の研修会では、水稲や畑作物に関する意見交換ができ、とても有意義な機会となりました。
外山所長挨拶の後、鹿野係長より説明
向主査より畑作全般の説明と意見交換
病害虫防除は質疑が多く出されました
ドローン散布ほ場で石黒普職が解説!