“日本ワイン”という言葉が生まれる前から、国産のブドウだけを使ってワインを造りつづけてきた「北海道ワイン」。
50周年を迎えるのを機に、しりべしエリアを中心に北海道各地の多彩なアイテムを揃えるショップと、「しりべしワイン」の歴史を体感できる施設がリニューアル。
さらに充実した試飲コーナーやツアーを楽しめるようになりました。
そんな注目の施設を全国誌「北海道生活」がご紹介します。
※データは2024年7月発売の北海道生活夏号掲載時のもの。内容が変更されている場合があります。ご了承ください。
【北海道生活とは?】
あこがれの大地“北海道”の環境の素晴らしさ、産物のクォリティの高さ、
暮らしの豊かさなどを美しいビジュアルで紹介。
地元に密着した取材で、個人の旅の町歩き、北海道の暮らしに役立つ情報を発信している雑誌です。
全国書店にて発売中。
[HP] https://www.hokkaido-life.net/
▶ CONTENTS(目次)
・創立50周年を迎える「北海道ワイン」が、施設をリニューアル
・試飲や事前予約のギャラリーツアーで「北海道ワイン」の世界を体感
・ワイナリー見学や特別な醸造体験まで、多彩なプランにも注目
おたるワインギャラリー【小樽市】
創立50周年を迎える「北海道ワイン」が、施設をリニューアル
日本で最も“日本ワイン”を生産するワイナリーとして、2024年に創立50周年を迎えたワイナリー「北海道ワイン」。
これに合わせ、併設する「おたるワインギャラリー」がリニューアルしました。より充実した品揃えとなったショップでのお買いものはもとより、新しくなったギャラリーでは、これまでの歴史や現在の取り組み、ワインの試飲やツアーなども開催。
それぞれの目的に合わせ楽しみ方も増えています。
また北海道産ブドウ100%にこだわる自社直轄農場の「鶴沼ワイナリー」は日本最大の垣根式ブドウ畑となりました。
(有料ツアーで入れるテイスティングルーム「Keller3」は、実際に使っていたケラーのトンネルを改装。)
試飲や事前予約のギャラリーツアーで「北海道ワイン」の世界を体感
「おたるワインギャラリー」があるのは、JR南小樽駅から車で15分ほどの気持ちのいい高台。
定番のワイン「おたる」シリーズなどワインは常時100種類以上が揃います。
ほかにも地元・しりべしエリアの特産品などを販売しているので、おみやげ選びにもおすすめ。
カウンターに座れば、小樽の青い海と遠くに増毛連山を眺めながらワインの試飲も可能。
飲酒ができない人でも楽しめるよう、芳醇で爽やかな味わいが魅力のナイヤガラを使ったソフトクリームや、ノンアルコールのドリンクも提供されています。
(オリジナルのリーデルグラスは4種類、地元生産者のおつまみとともに提供。)
(リニューアルしたショップには、地域の特産品も豊富にラインナップ。)
(自分でワインを注げるワインサーバー。500円で6枚のコインに引き換え、1枚につき15mlが味わえる。)
ワイナリー見学や特別な醸造体験まで、多彩なプランにも注目
せっかく訪れるなら、ぜひ事前予約の「ワイナリー見学ツアー」を。
大型ビジョンに映し出される「鶴沼ワイナリー」の雄大な景色を体感でき、かつてワインの貯蔵庫だったテイスティングルームでワインの試飲も楽しめます。
専門スタッフの説明を受けながらじっくり回るツアーは2種類。
「フルコース」90分6,600円と、ショートカットの「ミディアムコース」70分5,500円があり、旅のスケジュールに応じて選ぶとよいでしょう。
(希少なヴィンテージワインが並ぶ「ヴィンテージキャビネット」は、一部ツアーでのみの公開。)
毎月1回、日曜には「ワイナリーランチ」を開催しています。
ワイナリー見学に加え、小樽周辺の飲食店による食事が付いたプランで、JR南小樽駅からの送迎付き。車の運転を気にせず、心ゆくまでしりべしワインを楽しめると好評です。
ほかにも、実際にワイン醸造を体験やワイン樽に焼印まで押せるツアーもあり、きっと特別な思い出になるでしょう。
夏にはビールとジンギスカンで北海道らしいグルメを楽しむプランもお目見えするので、最新情報は公式H Pにて確認を。
(「ヴィンヤードラウンジ」として、日本における北海道のワインや北海道ワインの畑についてわかりやすく展示しているエントランスが出迎えてくれる。)
名称 | おたるワインギャラリー |
---|---|
住所 | 小樽市朝里川温泉1丁目130 |
電話番号 | 0134-34-2181 |
交通情報 | JR小樽駅より車で約15分 |
営業時間 | 9:00〜17:00 |
定休日 | なし(年末・年始を除く) |
クレジットカード | 主なものOK |
駐車場 | あり (50台・無料) |