余市川の左岸に位置する旭台エリアにあり、豊かな森と川に囲まれた場所に位置する余市町「Domaine Bless(ドメーヌ・ブレス)」。
できるかぎり自然に近い状態で醸造されるワインを心ゆくまでワインを楽しんだら、併設のコンドミニアムでそのまま眠りにつけるのも魅力です。
ブドウ畑を眺めながら過ごすとっておきの時間を、全国誌「北海道生活」がご紹介します。
※データは2024年9月発売の北海道生活秋号掲載時のもの。内容が変更されている場合があります。ご了承ください。
【北海道生活とは?】
あこがれの大地“北海道”の環境の素晴らしさ、産物のクォリティの高さ、
暮らしの豊かさなどを美しいビジュアルで紹介。
地元に密着した取材で、個人の旅の町歩き、北海道の暮らしに役立つ情報を発信している雑誌です。
全国書店にて発売中。
[HP] https://www.hokkaido-life.net/
▶ CONTENTS(目次)
「Domaine Bless(ドメーヌ・ブレス)」【仁木町】
人気ワイナリーがリブランドし、新たにコンドミニアムが登場
ワイナリーづくりを目ざして札幌から仁木町に移住した本間さん夫妻。昨年には「ル・レーヴ・ワイナリー」の名称を「Domaine Bless(ドメーヌ・ブレス)」へとリブランドしたばかりです。
そしてこの度、10年の時を経て念願のコンドミニアムをオープン。
「"ル・レーヴ"とはフランス語で夢という意味です。自分たちの夢も実現できたので、次のステップへ進みたいと名称を変更しました」と代表の本間裕康さんは話します。
"ブレス"とは祝福という意味で、これまで自分たちが手がけてきたワインを「お祝いの時にも飲んでほしい」と、ボトルは水引から着想した縁起のいいデザインに。従来よりさらにブランドを確立させたものとなっていて、ギフトとしても喜ばれています。
(2024年に初リリースされた「MUSUBI 〜十二単〜 2023」。通常8種類前後のブドウを混醸する「MUSUBI」とは異なり、12品種を使った自社ワインの上級ブランド。)
ブドウ畑を眺めながら、心ゆくまでワイン楽しむ至福の時間
ブドウ畑の真ん中に建ち、大きな窓からの景色を借景に楽しめるのがこちらのコンドミニアムです。
「ここは公共交通機関が少なく、車で来てもワインを試飲できない人がいます。私たちが飲み手からスタートしているので、ワイン好きな仲間が集まって、心ゆくまでワインを飲んで、そのまま眠れるような部屋をつくりたかった」と、部屋の設計には特にこだわったそう。
2室あるコンドミニアムにはそれぞれ自社ワインの名前「結(むすび)」と「雅(みやび)」から名付け、人数や気分に合わせて選べる大小を用意しています。
グループで泊まれるほか長期滞在にも対応。四季折々に表情を変えるブドウ畑を眺めながら、のんびりとワインを楽しめます。
(スイートルーム「MUSUBI 〜結〜」は主寝室と和室があり、最大6名まで宿泊可能。ロフトからの眺めも評判。)
(ワインサーバーでは自社産のワインをラインナップ。)
土日限定のカフェでもワインを味わうことは可能ですが、曜日に限らず訪れて好きなだけワインを楽しみ、期間を問わず冬でもワイナリーに泊まれるのが何よりの魅力。
現在の基本は素泊まりですが、ゆくゆくは近隣のレストランからシェフに来てもらい、料理を提供する構想もあります。
秋には収穫体験ができるワイナリーツアーも実施する予定なので、ぜひ早めにチェックをして旅のプランに入れてみては。
(宿泊者専用テラスでは、ワインとともにBBQを楽しんだり、近隣のレストランからオードブルを取り寄せたりと、食事のスタイルも自由だ。)
(「MUSUBI 〜結〜」のキッチンからは樽貯蔵庫が見える。)
名称 | Domaine Bless(ドメーヌ・ブレス) |
---|---|
住所 | 余市郡仁木町旭台303 |
電話番号 | 0135-31-3311 |
交通情報 | JR仁木駅より車で約5分 |
営業時間 | [カフェ] 土・日曜11:00〜14:00(10〜4月冬期休業) [宿泊] チェックイン/チェックアウト 15:00/10:00 |
料金 | 素泊まり1室 【雅】 22,000円〜/【結】50,000円〜 |
室数 | 2室 |
クレジットカード | 主なものOK |
駐車場 | あり (6台・無料) |