●パラグライダー タンデムフライト(ルスツパラグライディング:留寿都村)
国立公園区域である羊蹄山と洞爺湖。その間に位置する留寿都村では、橇負山(そりおいやま:通称ルスツ Mt.ウエスト)や、貫気別山(ぬっきべつやま:通称ルスツMt.イゾラ)というスポットから、これらの絶景が眺められることが知られています。
実は、さらに素晴らしい眺望の世界があります。それは上空を飛んで地上を眺めること。留寿都には、2人乗りパラグライダーでフライトをする「タンデムフライト」の公認ライセンス所有者が、空の世界へと誘うアクティビティがあります。
女性、お子様、高齢者も手軽に体験できるという、このタンデムフライトとは一体どんな内容なのでしょうか。
バイクの座席などで聞くタンデムとは、縦並びで2名乗車という意味。
こちらのパラグライダーでのタンデムフライトとは、後に操縦者(インストラクター)、前に参加者を配置してフライトするパラグライダー体験、ということです。
参加するには、あらかじめ事前予約をしておき、当日は忘れず長袖、長ズボン、運動靴を持参して、留寿都村の市街地にあるルスツパラグライディングのクラブハウスに集合します。
この施設で、離陸や着陸の練習を5分ほど行い、注意事項を確認した上で、発着地点となる橇負山の山頂に向かって車で出発します。
橇負山の山頂までの移動は、約15分。ここでパラグライダー用の装備を体に装着した後、出発ポイントに立ち、後ろにインストラクターが並びます。
スタッフさんがキャノピー(パラグライダーの翼になる布生地)を広げてくれますが、風や気流の状況によりすぐフライトできないことも度々あります。
飛べる状況を確認できたら、さあいよいよ出発。練習したことを思い出しながら、山の下り斜面を駆け出します。無料で貸してもらえる動画撮影用アクションカメラをお忘れなく。
離陸ができたら、目の前の絶景を楽しみましょう。橇負山の山頂から見る景色も素晴らしいですが、風を感じ滑空しながら見る風景は格別のものです。
足元には、先ほどまでいた市街地がミニチュアのまちのようになっています。
ぐるりと空間を見渡す感覚は、展望台や飛行機の窓から味わうことができないものです。
時間帯や角度により湖面が光を反射して輝くように見える洞爺湖。
6月中旬までの残雪と10月中旬に始まる冠雪では絵に描いたような富士の姿を見せる羊蹄山。
素晴らしいこの景観をドローン映像ではなく、パラグライダーに乗って自分の目で見るからこその感動があります。
ベストなタイミングでフライトできれば、何度でも体験したくなること間違いなし。
フライト時間は、風があれば約10分。短い時間になりますが、フライト時間は濃密で、空からの眺めはきっと一生残る思い出になるでしょう。
楽しい時間が終わり、着陸となります。再びクラブハウスで練習したことを思い返し、地上へと降下していきます。
この着陸がインストラクターの腕の見せ所で、高度・速度・タイミングなどを正しく判断することで、安全なアクティビティとしてサービスができています。
地上に着いたら、先ほどまでの浮遊感や風を受ける感覚から急に現実に戻ってしまいます。
そのため、特にお子様から「もっとやりたい」と連続でのフライトをリクエストされるのですが、残念ながら申込み1回につきフライトは1回。
予約枠も限られていますので、早めの予約をおすすめします。
<アクティビティ料金>
●タンデム体験フライト
・料金:15,000 円/名(総額・保険料込)
・所要時間:約1~3時間(約50分/1名様)※人数や天候等により変
わります。
・実施コース:午前コース(9:30~12:00)、午後コース(14:00~
17:00)
・開催期間:5月下旬~ 11月上旬
・参加条件のめやす:体重30~90kg、身長110~185cm、子どもは両
親の同意のある9歳位から、ジョギング程度の運動ができる体力の方
・お客様の準備品:長袖、長ズボン(夏季も必要)、運動できる靴(サン
ダル、ハイヒール等脱げやすい靴は不可)
※施設賠償責任保険に加入しています。
※動画アクションカメラ「Gopro」無料貸出。
※体験フライトが天候等の影響により中止になる場合は、開始前までに
連絡を差し上げます。現地到着後、実施できないと判断する場合もありま
すのでご了承ください。中止の場合、フライト料金の支払いは必要ありま
せんが、現地までの旅費等は保証できませんので、ご承諾の上お申込みく
ださい。
<お申込み・お問合せ>
ルスツパラグライディング
虻田郡留寿都村留寿都232-5
TEL. 090-8643-5549
https://nisekopara.com